>>11
19世紀中の列車大事故に鑑みて、米の客車は車端部の圧縮強度が何トンとかでもともと決まっていた。
数字は覚えていないが50tなら車両が縦になって壊れない。150.tなら剛体に3Gでぶつかっても壊れない。
各国列車事故のスローフィルムを見るとゆっくりと、しかしドンドン壊れていく様子が分かるが、それは強度が足らないから。

少し調べると最近の日本では側面圧縮強度に関する論文が多いが、これらは当然福知山線事故を踏まえてのものである。
ICEにしても側面強度が少しあれば被害者は大きく減ったであろう。
米の車両基準だと東中野や上海修学旅行での被害を局限することが出来、中目黒型でも減らすことが出来るはずである。
フロリダ新幹線は高速道路の幅広い分離帯の中に建設する予定であり、障害物が飛び込んでくる可能性が有った。

実は日本の新幹線でも跨線橋からの障害物に対して警戒注意する動きが有る。
過去の映画のネタでもあったが、テロの可能性も大きいからであり、その際確実に破壊されるからである。
軽量構造が行き及び、5sの物体でも貫通する恐れがある。
0系新幹線車両がトンネル剥離のコンクリート塊を化粧天井材で受け止めたようなことは現有車両では期待できないのだ。