凧紐理論というのがあります
凧の紐を引いたら凧を降ろすことは必ずできます
しかし凧の紐を押しても凧を揚げることはできません
凧が揚がるのは風があるからです

それと同じで
金融政策は、引き締めは必ず効果がある
しかしいくら緩和しても風(資金需要)がなければ効果が無い

金融緩和をやった結果、資金需要が無くなってしまうことを流動性の罠という
実は日本はバブルの後始末のために始めて、もう20年も大金融緩和をやってるんですね
とっくに流動性の罠の状態にあって資金需要が無い
そこへ異次元の金融緩和をやっても効果がない
てなことなのかもしれません

なんか今の日銀の状況は凧紐理論を思わずにはいられない