0001みつを ★
2018/02/01(木) 23:44:49.99ID:CAP_USER92018/02/01
ウェイ・チョウ記者、BBC中国語
自由気ままに旅する日本のカエルを育てるゲームが、中国で大流行している。
日本のスマートフォンゲーム「旅かえる」が2週間以上、アップル社中国版アップストアの無料ゲームランキングで1位を占めている。
ゲームは日本企業ヒットポイントが開発したもの。日本語版のみだが、操作は簡単だ。
小屋に住む、かわいい緑色の小さなカエルを育てるゲームだ。カエルは小屋の中で食事したり、文章を書いたり、鉛筆を削ったりする。ときには、本を読みながらうとうとすることもある。
飼い主は庭先でゲーム内の主要通貨、クローバーを集めることができる。3時間ごとに庭をスワイプ(指を画面に触れたまま滑らせる)すれば、クローバー20本を集められる。もしくは、クローバーが育つのが待てなければ、実際のお金で買うことができる。
しかし、それ以外はほとんどカエルをコントロールできない。それがなにより、このゲームの面白いところだ。カエルはしょっちゅう家を出て、日本各地を自由気ままに旅して回る。
カエルがいつ旅に出るか、いつ戻ってくるか、何を持って帰ってくるのか、まったく分からない。出かけてから数時間で帰宅するときもあれば、4日間も戻ってこないこともある。
絵葉書やクローバー、おみやげを送ってくれることもあれば、飼い主に全く何もしてくれないこともある。
飼い主はまったく、カエルをコントロールできないし、交流もできない。飼い主にできるのは、放浪するカエルに、食事や道具、お守りを用意することだけだ。
親とはこうしたもの
シェンさん(27)はBBCに、「このゲームを気に入っている。カエルは好き勝手に動いているし、自分はあれこれしなくてもいいので」と話した。
シアンさん(25)はBBCに、友達が中国版フェイスブック「微信(ウィーチャット)」で写真を共有しているのを見て、自分も1週間前にカエルの飼い主になったと話した。
「仕事が退屈なので、職場でほぼ10分おきに自分のカエルをチェックしている。カエルが旅先から送ってくれる写真が、本当に素敵」とシアンさん。
「私が実家にいないと、うちの母親は早く戻ってきてと言うけど、いざ実家に帰ると今度は、どこか出かけなさいよと言われる。自分のカエルへの気持ちもまさにそれと一緒」とシアンさん。
「でもカエルが自分の写真ばっかり送ってくると、やきもきする。うちのカエルは人付き合いが下手で、友達も作らないの!」
「今日はネズミと一緒の写真を送ってきて、うれしくて泣きそうなった。カエルにやっと友達ができた!」
(リンク先に続きあり)
(英語記事 Travel Frog: The cute Japanese game that has China hooked)
https://ichef-1.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/C896/production/_99805315_7d266df0-73d5-4802-847e-887434ab1363-33315-0000124953edf0d5_tmp.png
https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/C1C2/production/_99820694_img_9328_976.png
カエルがいついなくなるか、いつ帰ってくるのか、何を持ち帰ってくるのか、プレイヤーにはまったく予想できない
https://ichef-1.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/7A76/production/_99805313_ecc3f260-54af-48c1-969d-b39a2e4a98eb-33315-000012489dc268a0_tmp.png
カエルは旅先から写真を送ってくれる
https://ichef-1.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/EFA6/production/_99805316_img_9330.png
カエルが大勢の友達と一緒の写真を送ってくるのはとても珍しい
https://ichef-1.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/CE0E/production/_99805725_8f033a77-632d-43c9-ae82-454a66b90da8-33630-00001288e9d4e34e_tmp.png
第19回中国共産党大会の冒頭演説の最中にあくびをする、江沢民元中国国家主席
https://ichef-1.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/C7D8/production/_99806115_9539985e.jpg