1年の吉兆を占う「百手祭り」

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034657191.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

12か月に見立てた12本の矢を放って、ことし1年の吉凶を占い、
無病息災や五穀豊じょうを願う祭り、「百手祭り」が諌早市の神社で行われました。

「百手祭り」は、諫早市破籠井町の熊野神社で800年以上行われているとされる祭りです。
1日は、境内に設けられた祭壇の前で、宮司が12か月に見立てた12本の矢を的に向けて放ち、
ことし1年の吉凶を占いました。

的の裏には「鬼」と書かれた紙が貼られ、この紙を射ぬいて落とすことで厄をはらうとされていて、
この日「鬼」の紙を落とした矢もありましたが、12本の矢のうち、半分の6本が的を外し、
浮き沈みのある安定しない年になるという結果となりました。

この後、神職が神社に古くからまつられている鬼の面を掲げて、参拝者の厄をはらいました。

祭りを見た小学3年生の男の子は
「初めて見て矢が自分の方に飛んできそうでびっくりしました。迫力があって楽しかったです」
と話していました。

神社の宮司を務める藤本俊春さんは
「6本も外れるのは初めてのことで不安を感じています。
自然災害などに気をつけてもらいたいです」
と話していました。

02/01 17:20