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2月2日 18時32分
北海道網走市の海岸に流氷が接岸し、気象台は「流氷接岸初日」を発表しました。

網走市では先月28日、今シーズン初めて流氷が陸地から肉眼で確認され、その後、流氷はゆっくりと南下を続け、順調に海岸に近づきました。そして2日、沿岸のほとんどが流氷で覆われ、午後3時、網走地方気象台は「流氷接岸初日」を発表しました。

NHKが網走市に設置したカメラでも市内の沿岸が流氷で覆われているのが確認できました。

網走市の「流氷接岸初日」は平年と同じで、去年とも同じでした。気象台によりますと、オホーツク海側では引き続き北から東よりの風が吹くため、流氷はさらに海岸に近づく見込みだということです。

「流氷接岸初日」の2日、北海道網走市の流氷観光船「おーろら」では観光客が迫力あるクルージングを楽しんでいました。このうち、午後3時半発の便には国内外の観光客およそ130人が乗り込みました。

「おーろら」は出航後、大きな流氷の塊に乗り上げながら進み、観光客は流氷を背景に記念撮影をしたり、流氷の上で羽を休めるオオワシを見て歓声を上げたりしていました。

仙台市から来た観光客は「流氷が見たくてやってきました。感動しっぱなしです」と興奮気味に話していました。