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2月2日 19時54分
岡山県津山市にある美作大学とその短期大学部が先月行った入学試験の日本史の問題で、「西南戦争」など漢字4文字の固有名詞が正解であるにもかかわらず、漢字2文字で解答を求める出題ミスがあったことがわかりました。大学側によりますと、この問題については、受験生全員を正解とし、合否に影響はないということです。

大学側によりますと、美作大学とその短期大学部が先月28日に行った入学試験の「日本史B」の明治維新をテーマにした問題で、「西南戦争」や「廃藩置県」など、漢字4文字の固有名詞が正解であるにもかかわらず、「漢字2字で答えよ」と求めていたということです。

同様の出題ミスは、合わせて6か所あり、この問題については、受験した12人全員を正解とする措置をとりました。

大学側によりますと、担当者が採点していた際に、不自然な漢字2文字の解答が多いことから問題文を確認したところ、ミスがわかったということで、今月5日に発表される合否に影響はないということです。

校正の段階では、ミスが見落とされていたということで、美作大学の宮地啓介入試センター長は、「受験生の皆様にご迷惑をおかけし、おわびします。再発防止に努めます」と話していました。