静岡県内で開かれていた日教組の第67回教育研究全国集会は4日、「民主的な社会の主権者を育む教育実践をさらに積み上げていこう」とのアピールを出し、3日間の日程を終えて閉幕した。

 日教組によると、延べ約1万人の教員らが参加し、約650本のリポートが発表された。アピールは「教育研究活動を発展させていくこと、現場からの教育改革を一層進めていくことを確認した」と成果を強調し、「豊かな学びを保障するカリキュラムづくりをすすめる」とした。

 集会では、深刻な課題となっている教員の働き方改革や、小学校英語の教科化を盛り込んだ次期学習指導要領などが議論された。

2018/2/4 15:45
共同通信
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