滋賀県甲賀市選挙管理委員会は5日、昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で、開票事務に従事した市選管書記ら3人の職員が白票を不正に数百票増やしていたと発表した。

投票総数よりも開票所で数えた票数が少なかったため、無効票となる白票を水増しし、つじつまを合わせたという。県選管は「選挙結果に影響はないものの、公職選挙法に抵触する恐れがある」としている。

県選管によると、昨年10月22〜23日の開票作業中、投票数が数百票足らないことに気付き、未使用の投票用紙を無効票に紛れ込ませて水増しし、23日午前2時5分に確定処理した。その後、投票箱を片づける際、未開封の投票箱を発見したが、作業が終了していたため、投票箱の投票用紙をそのまま廃棄したという。

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2018年02月05日 21時03分
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