http://www.asahi.com/articles/ASL2554MWL25PTIL017.html

 大阪府東大阪市の弥刀(みと)中央病院で昨年6月、点滴1袋に針で刺したような穴が二つ見つかった問題で、偽計業務妨害容疑で捜査していた府警は5日、「現在のところ事件性は認められない」と発表した。布施署によると、防犯カメラ映像の分析や職員への聞き取りなどの捜査をしていたが、異物の混入はなく、誰かが故意に穴を開けた形跡もないという。「穴が開いた理由は不明」としている。

 署によると、点滴袋には食事を取るのが難しい患者用の高カロリー輸液約1リットルが入っていた。昨年6月24日、入院患者に点滴を準備していた看護師が袋の液漏れに気づいた。