>>621 つづき


会議録 2010年4月9日 衆議院経済産業委員会
Q=吉井英勝(共産党)
A=直嶋正行経済産業大臣(民主党:鳩山政権)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/174/0098/17404090098007a.html

○吉井委員
炉心溶融のようなことも含めて、どういう距離でどういう被害が及ぶかということは、
大臣として各電力にそれは調べなさいということを指示するということが必要だ
敦賀原発のように既に問題を抱えているところで六十年の運転計画というのはやめさせるということをきちんと考えていくということが必要だ

○直嶋国務大臣(民主党)
今の考え方は、先ほど保安院長から御答弁申し上げましたように、多重防護でしっかり事故を防いでいく、いわゆるトラブル等があっても、
委員が御指摘のようなメルトダウンというようなことを起こさない、このためのさまざまな仕組みをつくっているということであります。

したがいまして、高経年化原発についても、三十年を超える原子力発電所については、十年単位に、定期検査に加えた技術評価を実施いたしておりまして
そういったことも含めて厳格な検査を行いまして、慎重に安全性を確認、評価しているということでございます。

○吉井委員
そもそも老朽化した原発について、大丈夫だという実証データはないんです。
老朽化原発に巨大地震が重なったときに、特に日本は地震国ですから、大変な事態になるということを想定して対応を考えておかないと、
これは電力任せといったって、電力会社もそういうときはおろおろするだけなんですよ。

○直嶋国務大臣(民主党)
今の「もんじゅ」も含めて、やはり安全性に最大の重点を置いて、安全第一の上でこれは推進をするというのが基本方針でございまして、
そういう考え方にのっとって、今後、原子力発電全般についても考えていきたいというふうに思っております。



2010年6月8日、民主党:菅内閣発足 直嶋正行経済産業大臣再任



2010年10月15日、民主党:菅内閣 一号機再稼働

2011年2月7日、民主党:菅内閣 海江田万里経済産業大臣
【東電が耐震補強を全くしていない1号機】の高経年化技術評価および長期保守管理方針を認可



2011年3月11日 地震・津波
2011年3月12日 爆発