福島県は30日、職場のパソコンからインターネットの懸賞サイトに約1450回応募したとして、
50代の男性管理職を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。
うち約930回は勤務中だった。男性は「過去に当選したことがありエスカレートしてしまった。
今回、当選しても賞品は辞退する」と話している。

 県によると、男性は同県いわき市の出先機関に勤務。
昨年12月上旬から約2週間、報道機関2社が実施した1等3万円相当の賞金や図書カードが当たる懸賞に応募した。
個人配備のノートパソコンを使っており、懸賞は何度でも応募できる仕組みだった。

2018/1/30 19:03
共同通信
https://this.kiji.is/331012149739258977

市営住宅不正入居で市職員処分

御所市は、知人が住む市営住宅をまた借りして入居していた46歳の男性職員を
市職員としての信用を失墜させたとして、減給3か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、御所市の環境業務課の46歳の男性主査です。
御所市によりますと、男性主査は、知人が住んでいた市営住宅をまた借りし、
去年10月までの約4年間、妻と子どもの、計3人で入居していたということです。
この市営住宅は広さが85平方メートル、間取りは4DKで、主査は、知人から月に1万円で借りていました。

また、主査は隣の大和高田市から通っていると偽って通勤手当を申請していましたが、
これまでに受け取った手当、約8万5000円はすでに全額、返還されたということです。

山梨市の職員採用試験を巡る汚職事件で、受託収賄や虚偽有印公文書作成・同行使などの罪に問われた前市長の望月清賢被告(70)に対し、
東京地裁は26日、懲役3年、執行猶予5年、追徴金80万円(求刑・懲役3年、追徴金80万円)の有罪判決を言い渡した。
島田一裁判長は「公務の清廉性を汚し、市民の信頼を裏切った」と述べた。

 判決によると、望月被告は、山梨県甲州市立中学校の元校長、萩原英男被告(58)=贈賄罪で公判中=から昨年度の山梨市職員採用試験で息子が合格するよう頼まれて便宜を図り、
今年2月、見返りに現金80万円を受け取るなどした。
また2014〜16年、別の4人が合格できるよう採用関連文書に虚偽を記載した。

 判決は「公平・公正さが強く求められる地方公務員の任用制度や職員採用試験の公文書に対する信頼を著しく低下させ、情実採用を否定する地方公務員法の趣旨を大きく損なった」と指摘した。