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2月10日 1時17分
9日のニューヨーク株式市場は、今週、2度目の株価の急落で値下がりした銘柄を買い戻す動きが出ましたが、その後は、長期金利の上昇を懸念した売り注文も出て、一時、200ドルを超える値下がりとなるなど、荒い値動きになっています。

9日のニューヨーク株式市場は、前日の取り引きが、今週2度目の1000ドル以上の大幅な下落となった反動で、取り引き開始直後は、幅広い銘柄に買い戻しの動きが先行しました。このため、ダウ平均株価は、一時、300ドル以上値上がりしましたが、その後は、長期金利の上昇を懸念した売り注文が増え、一転して200ドルを超える値下がりとなるなど、荒い値動きになっています。

市場関係者は「アメリカ経済は堅調な拡大が続くとして値ごろ感のある銘柄を買い戻す動きがある。ただ株価の急落が続いたことで、これまでのように、一本調子で上昇する局面は終わったのではないかという見方が多い。株価の動向を左右している長期金利の動きをにらみながら不安定な値動きが続きそうだ」と話しています。