「朝鮮通信使」これ即ち朝鮮の屈辱の歴史であり、日本にもお目出度い使でもない。
朝鮮は中国の属国であり独自の外交はできなかった。
城の修理も新皇太子擁立もいちいち中国にお伺い立てる必要があった。
外交はダメだが、伝書鳩みたいな通信は許された。だから通信使だ。
日本みたいにオランダ、ポルトガル、清と対等の外交関係は築けなかった。
日本の将軍が代わると祝いに来たが、宗主国中国の命令で「倭情視察」の任務も
帯びていた。
日本では将軍を「大君」とか呼んだが、帰国すれば公文書に「倭酋」、日本人は
「倭奴」とぬけぬけと記した。
こんな二国間関係が友好だの理想というのは大バカ。両国にとって忌まわしき歴史。