>>1
続き

【用語解説】

*東京ソフィア教会:張在亨氏が設立した大韓イエス教長老会合同福音の宣教師・安マルダ氏が1998年1月ごろに東京都内に設立した教会。後に日本キリスト教長老教会に所属することを明示するようになった。

 日本キリスト教長老教会は、大韓イエス教長老会合同福音の宣教師たちが組成した複数の教会の集まり(教団)である。クリスチャントゥデイの設立者である高柳泉氏はカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA=University of California, Los Angeles)在学中、張氏が設立したアポストロス・キャンパス・ミニストリー(ACM=Apostolos Campus Ministry)の伝道を受け、同氏が設立したオリベット大学の前身であるOTCS(Olivet Theological College&Seminary)に入学し、2003年3月23日に卒業して日本に帰国、同年4月ごろ、安マルダ氏から日本代表使役者に任命され、東京ソフィア教会の伝道師として活動。張氏が設立した韓国クリスチャントゥデイ及び米国クリスチャンポストの資金援助を受けて同年5月15日に株式会社クリスチャントゥデイを設立して代表取締役に就任した。同年5月17日には大韓イエス教長老会合同福音において張氏から牧師の按手を受け、同年秋ごろまで東京ソフィア教会の牧師としての活動に従事していた。

 クリスチャントゥデイ現社長である矢田喬大氏は、東京ソフィア教会の賛美リーダーであり、張氏が設立したACMの千葉センター代表者、張氏が設立したイエス青年会の会長、大韓イエス教長老会合同福音の宣教師と日本キリスト教長老教会の牧師を取締役・監査役とする株式会社ベレコムの取締役であった。クリスチャントゥデイ現編集補佐である内田周作氏は、張氏が設立したACMの仙台センター代表者、日本キリスト教長老教会の札幌教会牧師であった。

 東京ソフィア教会での聖書講義の内容を記載したノートには、「イエス・キリストではなく来臨のキリスト」などと記載されており、この記載は「イエス・キリスト」が再臨することを教義とするキリスト教とは異なる記載である。

 現在、安マルダ氏など大韓イエス教長老会合同福音の宣教師たちと、日本キリスト教長老教会の牧師たちは、日本キリスト教長老教会の広島教会牧師および松江教会代理牧師であった尾形大地氏を代表役員・総会議長とする「あいのひかり教団」に所属し、2017年9月27日から29日にあいのひかり教団本部で開催された教団創立記念礼拝では張氏が説教し、矢田氏も参加していた。