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http://www.asahi.com/03-04/top10/no25.html

毎日新聞写真部記者の五味宏基は2003年5月1日、イラク戦争取材中に拾った
クラスター爆弾の子爆弾を記念品として持ち帰ろうとしたところ、ヨルダンの首都
アンマンの国際空港手荷物検査所で子爆弾は爆発し、職員1人を死亡、5人を負傷させた

この事件では、ヨルダン側は日本との関係を考慮してアブドラ国王自らが保釈に
ついてコメントするなど犯人の五味宏基に配慮した扱いをした
ヨルダン人の被害者たちは、日本との関係悪化を恐れたヨルダン政府からコメントを
禁止された

空港で乗客として並んでいて被害に遭ったエジプト人のシャラシュさんだけがコメントできた
「毎日新聞の対応は全て誠意に欠けていた。見舞いに来た斎藤社長は、
『忙しいから』と2分間しか居なかった。私の体調を聞くこともなかった。」
シャラシュさんは、毎日新聞からは告訴を取り下げるよう求められ、ある金額が示された
「私はこの話に憤慨した。私に対する侮辱だ。五味を投獄させたい。裁判に1万ドルや2万ドルかかっても良い。」


アンマンの国際空港爆発事件で、爆発物不法所持、過失致死、過失致傷の罪に問われた
毎日新聞元写真部記者(編集局付)、五味宏基被告(36)に対する判決公判が1日、
ヨルダン国家治安法廷(軍事法廷)で開かれ、ボコール裁判長は「爆発は被告の不注意に
よるもの」と述べ、過失致死、過失致傷の罪で禁固1年6月の実刑判決を言い渡した
爆発物不法所持については無罪とした

毎日新聞はアブドラ国王への「特赦申請をヨルダン政府に提出する方針」を、明らかにした。
国王は五味被告に特赦を与え、五味宏基は罪を償うことなく日本国へと帰国

この特赦を出す代わりに日本はヨルダンに対するODA返済義務の棒引き