3の発売当時、結構貧しかった我が家にファミコンはなかった
そんなとき、ブルジョワの友達がファミコンが壊れて買い替えることになった
うちの父親は電器に強かったので、ダメもとでそれを譲り受けてきたら
色々いじくってなんとそれを直してしまった
俺は狂喜して3を買いに行ったんだけど、買った帰りに高校生に囲まれた
六人がかりで、そのカセットを寄越せ、と
俺が人生で殺意を抱いたのはその時だけで
袋叩きにされながらも高校生のキンタマを片っ端から握った
キンタマ攻撃の効果は凄まじく、一人また一人とその場でのたうち回り始めた
残った高校生が逃げ始めたんで、俺も苦しんでる高校生を残して家に帰った
その後のお咎めや仕返しが特になく、もしかしてあれは夢だったんじゃないかと思ったりもするけど
握ったキンタマの感触だけは今でも鮮明に覚えているので現実の出来事だったんだろう