記録的な大雪となった金沢市では、連日の雪かきで腰を痛める人が相次ぎ、治療のため接骨院を訪れています。
今月に入ってからの大雪で最大で87センチの積雪を記録した金沢市では、雪かきで疲労がたまり、体の痛みなどを訴える人が相次いでいます。
金沢市東長江町の接骨院には、多いときには1日に約50人が訪れ、ふだんの1.5倍ほどに増えているということです。
腰の痛みを訴えて訪れた患者は、骨格のゆがみを直したり、高周波を使う治療を受けたりしていました。
金沢市の40代の女性は「雪かきを始めて2日目で腰がとても痛くなり、すがるような思いで来ました。治療は温かくて体がほぐれ、気持ちいいです」と話していました。
接骨院の山田祐輔院長は「雪かきが原因で腰の痛みを訴える患者さんが多いです。雪をすくう時はおなかに力を入れ、膝を曲げて姿勢を低くすると腰への負担が和らぐので、しっかり予防してほしい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025139581.html