朝日新聞は
自ら発信した慰安婦記事が誤報だったと判明したとき
そのことを1ミリでも早く報道し
1ミリなりと誠意のある謝罪をしておれば
日韓間の今日のような騒動など起きようもなかった

最近、沖縄米軍人による交通事故に関する 産経の誤報事件が発生したが
産経は旬日を経ず事件の経過や各方面の事件へのコメントなどを
キチンと報道し潔く謝罪した

その一連の報道ぶりは極めて誠実であり
ほかの報道機関でもこの先不幸にし同様の事件が
発生した場合には
是非手本にしてもらいたいと思えるほどであった

ただし、産経がこれで一件落着とすることなく
これを教訓にしっかりした再発防止策を講じるなどするならばの話だ。


新聞社とて神様ではないから
あってはならぬとはいえ時にチョンボがあって不思議でない

重要なことはそのような事態になったときに
社としてどう向き合うのか
その姿勢の如何がもっとも問われるべきところだと思う

ひたすら隠蔽し詭弁を弄し韜晦し、批判から逃げまくるのか
それとも素直に事実関係を認め、潔く謝罪し、真摯に再発防止策の構築に努めるのか

すなわち、卑劣なアカ新聞的根性に堕ちるのか、ジャーナリズムの矜持に賭けて
しっかり踏ん張れるか、ということだ

すなわち、自ら仕出かした報道の危機に
ジャーナリズムとしてどんな為様(しざま)で臨むのかということだ

その為様の如何によって報道機関としての誠意やモラルや
そしてそれらをトータルした社の品性が問われることになる

朝日は自ら犯した不祥事からいつまでも卑劣に逃げ回り、真摯に正対してこなかった

それどころかなんと驚くべきことに
これに起因する日韓間の摩擦について
最近は他人事のように上から目線の指導さえしようとしている

朝日新聞はなんとも驚くべきゲス新聞である