氷河期世代は、学校出る時に平成の大不況の最中で就職難であったが
その就職難ということに対して、世間の理解が全然無かったという事でも悲惨だった

あれこれと条件付けて、待遇が悪い仕事をしようとしないのは、ただの甘え
仕事はいくらでもあるのに採用されないのは無能だから自己責任
採用されるまで探そうとしないのは当人の努力不足

そう言われ続け、仕方なく酷い職場で仕事するしかなかったが
雇ってもらえるだけでも有難いと思え、丁稚奉公と思って鍛えてもらえ
と、企業を擁護する言葉ばかりが並ぶ

『ブラック企業』 という用語が登場したのは2010年以降で
ゆとり世代が就職活動をする頃には、ブラック企業で働く位だったらしばらく無職で
じっくりと就職活動をすれば良い、と世間の目が変わっていく