>>146
海外ソリが丸型だから俺らのは日本が作ったと分かるように角形にしようてノリ
こんなんで部品作らされた町工場かわいそすぎる

http://kantou.mof.go.jp/content/000133138.pdf
ボブスレーを選んだポイントは、オリンピックに出る道具であり、かつ、炭素繊維からできていること。大田区には羽田空港があることから、航空機で使われる炭素繊維に着目した。
炭素繊維は大田区の中小企業では扱ったことがなかったが、作りながら勉強すれば何とか形になるのではないかと考えた。
また、エンジンを積まないのであれば、我々中小企業だけでも勝てるのではないかと思ったが、レギュレーションを見て、ボブスレーが大変なスポーツであることも知った。
このプロジェクトをやって一番面白いのは、相手がいること。始めるまで知らなかったが、国家的プロジェクトで取り組んできたドイツが強く、アメリカも強くなった。
他にもイギリス、イタリアなど、最強のスタッフが揃っているところと戦わなければならない。
これらの国のボブスレーは何十年も歴史があるので簡単には抜けないと思うが、負けないものを日本でもいつかは作れると思って臨んだ。
2011 年、下町ボブスレープロジェクトが発足した。単なるコピーではなく、3千万円の資金で日本のオリジナルを目指した。
合言葉は「無償」で、ソフトウェアクレイドルに空力解析、童夢カーボンマジック(現東レカーボンマジック)に基本設計してもらい、我々中小企業がカスタマイズしていくという連携の仕方が始まった。
最初はいろいろなタイプを作ったが、世界が丸い形のそりを作っていたので、初めて作るなら一目で日本が作ったことが分かる形状にしようと、角形のF1型を作った。
「こんな空力で勝てるのか」と言われたが、空力形状としてはナンバーワンであった。旧態依然とした考え方よりも、新しい発想に切り替えていくことはいいことであると実感した。