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2月14日 22時07分
聖なるバレンタインデー、女性から男性へ愛の告白の日…。でもそれは今や昔、いまやこの日を盛り上げているのは10代の女性“たち“。かばんの中のチョコを見せてもらうとやっぱりすごかった。さまざまな思いが交差する今どきのバレンタインデーです。(ネットワーク報道部記者 後藤岳彦 玉木香代子 吉永なつみ)

友チョコは50人分

バレンタインデーの主役に躍り出ているのは女の子どうしのお菓子の交換、「友チョコ」。

大量のチョコ。もてる男子もかなわない数です。「友チョコ」は毎年手作り。クラスの友人を中心に40人から50人分(!) 

聖なる日、お菓子を詰め込んだ紙袋を手にした生徒たちが、いっせいに登校してきたそうです。

お母さんからのなげきも経験しました。50人分を作れば当然、台所を“占拠”。「早く終わってくれないと夕飯の支度ができないんだけど」と不満を口にされます。お母さんはかなりの部分を手伝ってくれたそうです。

包装にも夜遅くまで時間をかける面倒がある分、「友チョコをきっかけに久しぶりにコミュニケーションをとれる友達もいました。喜んでもらえたときは本当に嬉しかった」と語っていました。

予備チョコの葛藤

一方で、「友チョコはあげたらもらうのが原則。正直どのラインまであげようか友達どうしで探り合う部分もあった」と当時の葛藤についても振り返っていました。もらったときに返すものがないといけないので余分なチョコ、いわば予備チョコも6つほど用意していました。

友チョコは大切な友達との距離を縮める一方、さまざまな気苦労もつきまとうようです。
喜びも、ぼやきも
ツイッター上でも友チョコへの思いが寄せられていました。

特に女子中学や女子高校の中で盛んなようです。

取材に応じてくれたのは中高一貫の女子校で6年間を過ごした大学生。高校時代にもらった友チョコの写真をSNSにアップしていました。

「ハッピーバレンタイン。友チョコめちゃんこもらった美味しい」「わざわざ家までチョコを渡しに女の子が来てくれた…もちろん友チョコ。あと2軒女子宅をめぐるらしい」

友達の思いに喜びの声。その一方でこんな、なげきの声も。

「友チョコとかなんであるの? めんどくさい。強制参加みたい」「友チョコって義理チョコのもっとめんどくさいやつだ」

このつぶやきにお母さんも参加します。

「チョコ作るのに必死で寝たの夜中… もうママ疲れたよ。友チョコ30人分って」

お母さんが頑張るケースもあるんですね。
(リンク先に続きあり)

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