0001みつを ★
2018/02/19(月) 06:24:30.64ID:CAP_USER92月19日 5時39分
旧ユーゴスラビアのコソボで、独立から10年を祝う記念のパレードと式典が行われ、サチ大統領は、独立を認めない隣国セルビアとの関係を正常化したうえで、国連やEU=ヨーロッパ連合への早期加盟を果たしたいという考えを示しました。
旧ユーゴスラビアのセルビアの自治州だったコソボは、1990年代後半の激しい民族紛争をへて、多数派を占めるアルバニア系住民が、アメリカなどの支援を受けて2008年2月に独立を宣言しましたが、セルビアやロシアなどは今も独立を認めておらず、国連加盟などに強く反対しています。
独立から10年を迎えた首都プリシュティナでは、18日、記念のパレードと式典が行われ、サチ大統領が、セルビアとの関係を正常化して国連やEUへの早期加盟を果たしたいと訴えました。
コソボは独立から10年がたっても政情不安から経済成長を遂げられず、失業率が30%を超え、この10年間に人口の1割が仕事を求めて国外に流出しています。
NHKとのインタビューに応じたサチ大統領は「コソボの自主独立は国際的にも明らかだ。ことし中に平和と安定、融和がもたらされることを願っている」と述べ、ことし中にもセルビアとの関係正常化を目指すことで、国内の安定や発展にもつなげたいという考えを示しました。