三重県は19日、同県鳥羽市浦村町の飲食店「喰い処かき浜」で食事をした岐阜、和歌山など6県の18〜78歳の男女36人が、下痢や嘔吐などの症状を訴え、うち9人からノロウイルスを検出したと発表した。入院者はおらず、いずれも快方に向かっている。

 県は同店の食事が原因の食中毒と断定し、再発防止策を講じるまでの間、営業禁止とした。

 県食品安全課によると、36人は12日に同店で焼きがきや、かきフライなどを食べた。同じ日に食事をした65人と連絡が取れておらず、県が症状の有無などの確認を急いでいる。

http://www.sankei.com/smp/west/news/180219/wst1802190069-s1.html