>>119
まずね、臨財債ってのは、実質的には地方交付税の代わりのお金
名義は地方の借金ってことになってるけど、返済は利子分だけが地方で、元本は国が返済することになっている
地方が破綻した時はその限りじゃないけどね
なので普通にしてたら国が返済してくれるお金なので問題はない

こっからが問題
臨財債ってのは長期債だから30年とかかけて償却するのよ
名義は地方なので償却するのは地方が行うわけ
国は償却時に一気に元本を渡すのではなくて、地方に毎年一定額を交付金として渡して償却まで基金にプールさせるのね
わかりやすく例を書くと、30億の臨財債を30年償却で発行した場合、国は毎年1億づつ30年間地方に渡してプールさせる、っと

この返済用交付金を基金に入れないで他のことに使う流用問題が大阪だけじゃなく色んな自治体で起きてるんだけど
大阪はその額が他よりも多いから少し問題になってるのよね
で、この流用は大阪の場合は維新系知事になってから始まってるわけ、臨財債の発行も維新になってから増大してるからね