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東日本大震災で被災した石巻市大川小(児童29人)の閉校式が24日、行われる。児童や保護者、
住民らが心の支えとなってきた学びやに感謝の気持ちを伝え、145年の歴史に最後の一ページを刻む。

4月に大川小と統合する同市二俣小(児童82人)の体育館を会場に、午前9時半に開式する。
鍵頼信校長が阿部邦英・市教育委員長に校旗を返納し、出席者が校歌を斉唱する。
閉校式後に「ありがとう大川小学校の会」も開かれる。

大川小は1873(明治6)年に開校した釜谷小が前身。1901(明治34)年、大川尋常高等小が整備され、
名称を変えながら今に至る。

震災当時は同市釜谷地区に校舎があり、児童と教職員計84人が津波の犠牲となった。
被災校舎は震災遺構として保存、敷地内に閉校記念碑が設置される予定。

児童は現在、釜谷地区から約10キロ離れた二俣小の敷地に整備された仮設校舎に通う。
統合後の名称は「二俣小」となる。


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