有明海の沖合で、許可を得ないまま赤貝を密漁したとして、70代の夫婦が現行犯逮捕された。
のり養殖場の網の隙間を、猛スピードで、警察が密漁船を追いかけている。
逮捕された佐賀・鹿島市の漁業・藤田健次容疑者(74)と妻のマサノ容疑者(71)は、22日午後4時半ごろ、
佐賀市の有明海で、知事の許可を受けずに底引き網漁で赤貝をとった漁業法違反の疑いが持たれている。
警察によると、底引き網漁の解禁は3月1日だったうえに、2人は漁船の登録をしていなかったという。
また、2人が使っていた船は、通常の3倍にあたる100馬力ほどの推進力があるエンジンが取りつけられていて、
逃走を図るためのものだったとみられている。
警察などは、2年前から2人を内偵捜査していて、調べに対し2人は容疑を認めている。

FNN
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180223-00000571-fnn-soci