福井だけの「セカンドバレンタインデー」に向けてチョコレートなどが並ぶ和洋菓子店
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バレンタインデーの十四日に記録的な大雪に見舞われたため、福井商工会議所は二十八日を「福井だけのセカンドバレンタインデー」とするキャンペーンを展開している。雪の影響で贈り物を渡せなかった人だけでなく、除雪で疲れた家族や友人、同僚らにも感謝を込めたプレゼントを贈り、温かい気持ちになってもらおうという試みだ。

二十八日は、十四日の日数を倍にした数に当たることから選んだ。キャンペーンに賛同した福井市中央一の西武福井店では、地下一階の各和洋菓子店にハートの形をした統一ロゴマークを掲げ、チョコレートなどの菓子を並べている。

販売促進担当の村井三樹夫さん(47)によると、バレンタインデーの十四日は来店者が少なく、売り上げも大幅減だった。村井さんは「お菓子の交換を通して、豪雪や寒さで疲れた体を癒やしてもらえれば」と話す。和洋菓子店でチョコを販売する黒川聡子さん(36)は「チョコを友達や家族と一緒に食べ、温かい気持ちを共有してほしい」と願った。

キャンペーンには現在、三十近くの企業や店舗、ショッピングセンターなどが賛同しており、菓子類や雑貨、アクセサリーなどを販売。割引などの特典を用意している店もある。賛同企業などは福井商議所のホームページや会員制交流サイト(SNS)で紹介している。(問)同商議所産業・地域振興課=※電話番号はソース先で(大健太郎)

2018年2月23日
中日新聞
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