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2月25日 6時59分
神奈川県座間市のアパートで、9人が遺体で見つかった事件を受けて、東京 足立区はインターネットで自殺に関連する言葉を検索した場合、画面上に相談窓口への案内を表示する仕組みを導入する方針です。

神奈川県座間市のアパートで9人が遺体で見つかった事件を受けて、SNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービスで自殺をほのめかす人たちを救おうという動きが東京などで出ています。

こうした中、足立区はスマートフォンなどでグーグルの検索機能を使い、「死にたい」や「リストカット」など自殺に関連する330の言葉を検索した場合、画面上に相談窓口への案内を表示する仕組みを新年度から導入する方針です。

この表示は、検索した人の位置情報が足立区内だった場合に適用され、区の相談ページに移ったあとにメールを送信すると、自殺予防に取り組むNPOにメールや電話などで相談できるということです。

足立区によりますと、この仕組みの導入は都内の自治体で初めてだということで、近藤やよい区長は「1回のクリックで相談までつながるため、早急に始めたい」と話しています。