女性専用車両にも子供や障害のある男性など、満員電車に乗ることに不都合がある男性も乗れるとしているのだが「女性専用」というネーミングによりそれを理解していない人も少なくない。
そもそもかつて「シルバーシート」という名前であった席を「優先席」に変えたのは「シルバーシート=老人専用席」という勘違いが蔓延し、
怪我人や障害者、妊婦などが座れなくなってしまったという過去があるからだ。
その過去を踏まえれば「女性専用車両」という名称がいかに軽率であったかは明白であろう。

そもそも、女性専用車両が男性の乗車を許容せざるを得ないのは、
男性障害者や怪我人など、
満員電車では都合の悪い男性の乗り込みを許容するためでもある。

女性専用車両をその文字通り「女性専用だ。男性が入り込むことはまかりなならん」と解釈して、
男性を追い出そうとする女性たちは、男性の便益を損ねてもかまわないと考えているということだ。