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畳1畳分のスペースがあれば、自宅で魚の養殖ができるようになった。しかも、高級魚のヒラメ。一獲千金となるのか。

重さ約1キロの立派なヒラメ。鮮魚店なら5000円は下らない高級魚だ。実はこれ、部屋の中で育てられたちょっと変わった養殖ヒラメ。

前橋市内の和食店でコースとして提供され、評判は上々だ。味良し、食感良しの部屋の中で育った養殖ヒラメ。ふるさとを訪ねてみると…。

畳1畳分ほどの水槽に折り重なるように生息するヒラメ。一体、何匹いるのだろうか。餌(えさ)を与えてみると動き出した。この水槽で養殖されているのは約40匹。

1つの水槽で最大150匹まで飼育できるという。この見た目のヒラメを飼いたいかどうかは別にして、家庭でも養殖が可能だという。必要なのは水槽を置く畳1畳分程度のスペース。

しかも、飼育が簡単だという。ヒラメの養殖で一般的に使用されている専用の餌を一日1回与えるだけ。社長いわく、ヒラメたちが元気よく餌を食べる姿を見ると愛着が湧き、生きがいにもつながるという。

水槽の水はペットショップでも買える人工海水だ。ポイントは水替えを不要にした循環システムだ。汚れた水をバクテリアなどを使い、主に3つの工程を経て海水水分を損なわず水を奇麗にし、水槽に戻すことができるという。

稚魚から出荷までの期間は約1年。部屋の中での養殖は気象条件に左右されないため、安定的な養殖が見込めるという。自宅から高級魚を出荷するという日は果たしてくるのだろうか。

2/22(木) 18:49
テレビ朝日系(ANN)
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