松本市などで、去年、車のタイヤが連続してパンクさせられた事件で、逮捕された男は、新潟県や大町市など広い範囲で犯行に及んでいた疑いがあることがわかりました。

器物損壊の罪に問われているのは、長野市川中島町の無職・今溝洋之被告28歳です。

起訴状などによりますと、今溝被告は去年10月と11月の夜、松本市で乗用車2台のタイヤをたこ焼き用のピックで突き刺してパンクさせ、3万5000円ほどの損害を与えた罪に問われています。

地裁松本支部で開かれた初公判で今溝被告は、「間違いないです」と述べ、起訴内容を認めました。

検察は冒頭陳述で、被害が明らかになっている松本市や塩尻市以外にも、富山県や岐阜県、大町市など広い範囲で犯行に及んでいたと指摘しました。

また、動機については、仕事の人間関係がうまくいかないことや母親への不満から他人を困らせようと考えたと主張しました。


SBC(信越放送) 26日20時54分
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