http://www.sankei.com/smp/west/news/180227/wst1802270063-s1.html

 兵庫県三木市の民家で大麻草216株を販売目的で栽培したなどとして、兵庫県警組織犯罪対策課は27日、大麻取締法違反(営利目的栽培など)の疑いで、神戸市長田区御蔵通、無職、グェン・ホアン・ミン容疑者(57)らベトナム国籍の男2人を逮捕、送検したと発表した。

 調べに対し2人は「別のベトナム人から栽培方法を教えてもらった」と容疑を認めている。県警は販売ルートの解明を進めている。

 2人の送検容疑は昨年12月、グェン容疑者が借りていた三木市の民家で大麻草216株を販売目的で栽培したほか、乾燥大麻や大麻草の植物片計約13キロ(末端価格約8200万円)を所持したとしている。

 県警によると、2人は6LDKの間取りの民家を大麻草の生産工場に改造。5部屋で栽培を行い、1部屋を照明用電力の制御部屋として使っていた。2人の出入りを不審に思った付近の住民からの通報で、県警が昨年12月に家宅捜索。乾燥大麻約3キロの所持容疑で2人を現行犯逮捕していた。