0001みつを ★
2018/02/28(水) 05:35:04.82ID:CAP_USER92月28日 5時00分
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は27日、初めての議会証言を行い、今後の金融政策について「さらなる利上げが最善だ」と述べ、引き締めの路線を続ける考えを示しました。市場ではパウエル議長が景気の先行きに自信を深めているとして利上げのペースが速まるという観測も出ています。
今月3日に就任したFRBのパウエル議長は27日、議会下院で就任後初めて証言しました。この中でパウエル議長は、景気の現状について「アメリカ経済が直面していた逆風は追い風に変わった。大幅な減税などの財政政策で景気が刺激され、輸出が堅調に推移している」と述べました。
そのうえでパウエル議長は、焦点となっている今後の金融政策について「さらなる利上げが最善だ」と述べ、引き締めの路線を続ける考えを示すとともに、「経済の過熱を回避することと、物価目標の達成との間でバランスをとっていく」と述べ、景気が過熱しないか注意しながら柔軟に政策を決める姿勢を強調しました。
FRBはことし3回の利上げを見込んでいますが、市場ではパウエル議長が景気の先行きに自信を深めているとして、利上げのペースが速まるという観測も出ています。
一方、パウエル議長は、今月ニューヨーク市場の株価が乱高下したことについて、金融機関や市場は安定していて大きなリスクは見られないとして、アメリカ経済への影響は限定的だという認識を示しました。