2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、東京都品川区立の小中一貫校、豊葉の杜学園で、全国の小学校の学級単位による投票で決める大会マスコットを発表する。小学生の投票によるマスコット決定は初めて。名前は7〜8月に公表される。組織委は発表に先立ち、マスコット審査会を開く。

組織委は昨年12月にマスコットの最終候補3作品を公表し、小学校の各クラスに1票を与える投票を開始した。今月22日に締め切り、参加した学校数は対象となる約2万1000校のうち7割を超える1万6000校以上、約20万学級となった。

 候補「ア」は五輪、パラリンピックとも大会エンブレムで採用された日本伝統の市松模様が特徴のキャラクター。「イ」は五輪マスコットが招き猫とキツネ、パラリンピックは神社にあるこま犬をモデルにした。「ウ」は五輪がキツネ、パラリンピックがタヌキで日本にゆかりのある動物をモチーフにしている。

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