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2月28日 13時53分
東日本大震災でアメリカ軍が自衛隊と合同で行った救援活動「トモダチ作戦」の拠点となった宮城県の仙台空港近くの公園に、当時の活動の記録を伝える看板が設けられ、28日に設置式が行われました。

7年前の東日本大震災では、アメリカの空軍や海兵隊が日本の自衛隊と合同で「トモダチ作戦」と呼ばれる救援活動にあたり、このうち、宮城県内では津波で大きな被害を受けた仙台空港の復旧作業が行われたほか、空港を拠点として被災地への救援物資の輸送などが行われました。

こうした経験や教訓を後世に伝えようと、当時の活動記録を記した看板が、仙台空港が一望できる宮城県岩沼市の相野釜公園の高台に設置され、28日に設置式が行われました。

式では、活動に携わった国土交通省東北地方整備局の職員が、行方不明者の捜索活動を24時間態勢で支援していたことなどを説明しました。

式のあと、東北地方整備局の津田修一局長は「看板を見ながら当時の状況や復興にあたった人たちの強い力を感じてほしい」と話していました。

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