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3月1日 17時53分
28日、埼玉県松伏町で2人組の男が金塊の買い取り業者から現金およそ3000万円を奪って逃げた事件で、先月中旬にも同じ埼玉県東部でよく似た手口の強盗事件が起きていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は、同じグループの犯行と見て捜査しています。

28日午後、埼玉県松伏町の駐車場で、2人組の男が金塊の買い取り業者にスプレーのようなものを吹きつけたうえ、現金およそ3000万円が入ったスーツケースを奪ってバイクで逃げました。

その後の調べで、先月17日の夕方にも、同じ埼玉県東部にある草加市瀬崎の路上で、よく似た手口の強盗事件が起きていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。草加市の事件では、男が金塊の買い取り業者にスプレーのようなものを吹きつけて、金塊を鑑定する機械を奪って逃げたということです。

いずれの事件も被害を受けた業者は金塊の取り引きの名目で呼び出しを受け、指定された駐車場や路上で、突然、スプレーのようなものを吹きつけられたということです。警察は、いずれの事件も同じグループの犯行と見て捜査しています。