https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180302/k10011348431000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

3月2日 1時27分
1日、北海道伊達市の山あいにある風力発電の施設周辺の除雪に向かったまま行方がわからなくなっていた49歳の男性作業員が山頂付近で発見され、無事下山しました。命に別状はないということです。

北海道伊達市にある除雪を請け負う会社の49歳の男性作業員は1日朝、1人で除雪車に乗って市内の南黄金町の山あいにある風力発電の施設につながる道路に向かったまま連絡が取れなくなりました。

警察や消防が行方を捜していましたが、警察によりますと、1日夜10時すぎ、捜索に当たっていた男性の勤務先の社長が、雪で身動きがとれなくなっている除雪車の中にいた男性を山頂付近で発見したということです。

男性は2日午前0時ごろ、付き添われながら車でふもとの事務所に到着し、自分で車から降りて事務所に入って行きました。
命に別状はないということです。

男性を発見した佐々木隆義さんは「死なせるわけにはいかないと必死で捜しました。見つけた時に『大丈夫か』と声をかけると、『大丈夫だ』と答えたのでほっとしました」と話していました。

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