0001みつを ★
2018/03/02(金) 17:00:48.90ID:CAP_USER93月2日 14時55分
京都の清水寺で、秘仏の「大随求菩薩像(だいずいぐぼさつぞう)」が公開されました。ふだん閉ざされているお堂の扉を開帳したうえでの公開は222年ぶりのことです。
京都市東山区の清水寺では、午前9時前から寺の中にある「随求堂」と呼ばれるお堂で森清範貫主らが法要を営みました。そして、お堂のいちばん奥の扉がゆっくりと開帳され、秘仏の「大随求菩薩像」が公開されました。
ぼさつ像は江戸時代中期の作で、台座を含めると高さが2メートル半あります。一面に金ぱくが張り巡らされたずしの中に鎮座し、8本の腕には剣や経典、蛇などを携えています。穏やかな表情を浮かべ、願いをかなえるぼさつ像として信仰されてきたということです。
参拝に訪れた人たちは、順番にぼさつ像に近づき、手を合わせていました。
清水寺によりますと、このぼさつ像をお堂の外に移して一般に公開したことはたびたびありますが、随求堂で扉を開帳したうえでの公開は222年ぶりだということです。
清水寺の森貫主は、「求めに応じて願いをかなえるぼさつ像なので直接、顔を見て願ってほしい」と話していました。
川崎市から訪れた60代の女性は、「穏やかな表情で母に見守られているようで、みんなが健康で幸せにいられるよう願いました」と話していました。
ぼさつ像は今月18日まで公開されるほか、ことし10月にも改めて特別に公開される予定です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180302/K10011349311_1803021453_1803021455_01_02.jpg
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