新潟県南魚沼市で平安時代から続くとされる「越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭」が3日の夜に行われ、大勢の人でにぎわいました。

1200年前の平安時代から続くとされる南魚沼市浦佐地区の「裸押合大祭」は、国の重要無形民俗文化財に指定されることが決まっています。

会場の毘沙門堂には、3日夜、地元や海外などから数百人の男衆が集まり、はじめに上半身裸で水に入る「水行」で身を清めました。

このあと、一斉に本堂になだれ込んで裸押合が始まり、「さんよ、さんよ」の掛け声と熱気に包まれる中、縁起物の金杯などを奪い合いました。

群馬県から訪れた男性は「見たことがないお祭りで、人が押し合う様子が迫力があり、衝撃を受けました」と話していました。

ポーランド人の女性は「水行がとても興味深かったです。私もやってみたいと思いました」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180304/k10011350991000.html
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http://imgur.com/A2gyzpH.jpg