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2010年開示のやつはコレね

<東北厚生局>文書改変は258カ所 授業時間数かさ上げも
毎日新聞10月24日(日)2時30分
 厚生労働省東北厚生局が、情報公開請求のあった公文書を提出元の専門学校に書き換えさせて開示した問題で、
改変個所は授業時間数など計258カ所に上ることが23日、分かった。
このうち12科目の12カ所については実施した授業時間数が単位取得に必要な履修時間数を上回るようにかさ上げされていた。

 問題の文書は福島県郡山市の医療専門学校が提出した08?09年度の歯科衛生士科年次報告。
改変前の原本とされる08?09年度の年次報告の一部(A4判計23ページ)が23日、開示請求した元教員(52)方に厚生局から郵送された。

 毎日新聞が今月1日付で開示された改変後の年次報告と照合したところ、
64時間の履修が必要な09年度の必修科目「歯科保存学」は、原本記載の「40」を「80」時間に、32時間必要な「歯科予防処置実習3」は、
実施時間が空欄だったのに「40」と加筆されていた。「歯科矯正学」や「同放射線学」でも同様の改変があったほか、
必要時間を超えている4科目でもかさ上げされていた。
単純な記載ミスを修正したとみられる個所も、08年度は全98科目中68科目、
09年度は全120科目中80科目と全体の約7割の科目で数字の相違が確認できた。

 元教員によると22日夜、自宅留守番電話に厚生局総務課の担当者から「先に開示した行政文書の一部に誤りがあった。
改めて開示すべき文書を郵送する」との伝言があった。

 元教員は「これほど大がかりとは驚くばかりだ。きちんと授業実態を調べた上で訂正したとは到底思えない。
これまで公開を拒否していたのに、一方的に郵送してきたのも不誠実だ」と話している。

http://sen-juseishi.jp/touhokukouseikyoku.html