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先月、住宅1棟が全壊して隣の建物や住人にも被害が及んだガス爆発。当初は事故かと思われたが、ガスを充満させて爆発させたとして全壊した住宅の男が逮捕された。

辺り一面に散乱した木片。壊れた水道管からは、水が勢いよく噴出している。先月、岩手県盛岡市の住宅密集地で突如、起こったガス爆発の現場だ。

この場所にあった住宅は全壊し、隣の建物も外壁がえぐれて窓ガラスは粉々に割れる被害。全壊した家の住人を含む3人が病院に運ばれた。

辺りを見てみると被害のあった箇所にはブルーシートがかけられていて、当時の被害の大きさが見て分かる。当初、このガス爆発は事故だと考えられていたが6日、この家に住む男が逮捕された。

ガス等漏出致傷の疑いで7日逮捕されたのは会社員の栗原義明容疑者(32)。全壊した住宅に住んでいた男だった。警察によると先月3日午前11時、栗原容疑者は、故意に自宅内にガスを充満させた後、ライターで火を点けたという。

この爆発により、近くに住む70代の男女2人がそれぞれ頭部打撲や顔面打撲のけがをした。栗原容疑者は容疑を認め、警察は爆発の具体的な方法や動機などについて調べている。

(2018/03/07 17:56)
テレ朝ニュース
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