義務化には言及避ける

 7日の道議会一般質問で、道議が道職員の就業時間中の昼寝を義務化するよう提言する一幕があった。仕事の効率化が目的で、道は昼寝の効果は認めたものの、義務化については言及を避けた。

 質問したのは民進党・道民連合の松山丈史氏(札幌市豊平区)。松山氏は質問で「生産性の効率向上につながる」と道職員のほか、道立学校の生徒についても昼寝を義務化するよう提言した。10〜20分程度の昼寝をすることで仕事などの効率が上がるとして、30分程度の昼寝を導入する企業や学校もあるという。

 質問に対し、道は「(昼寝は)眠気による作業能率低下の改善に効果的とされている。研修で昼寝を含めた睡眠に関する啓発を行っている」、道教委も「睡眠習慣を含めた規則正しい生活習慣の大切さを啓発する」との答弁にとどめた。

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