海上自衛隊新型護衛艦「あさひ」 三菱重工長崎造船所で完成
03月07日 19時15分

三菱重工長崎造船所で建造されていた海上自衛隊の新型護衛艦「あさひ」が完成し、
7日、引渡式が行われました。

総工費759億円、「あさひ」5100トンです。護衛艦として初めて「ガスタービン」に
「推進電動機」を組み合わせたハイブリッド方式を採用しています。

三菱重工長崎造船所で7日行われた引渡式には、海上自衛隊の関係者らが出席。
220人の乗組員を前に、村川豊海上幕僚長が訓示しました。

「国民の生命・財産と我が国の領土・領海・領空を断固として守り抜くために、
求められる役割を実効的に果たしていかねばならない。一致団結、任務に精励し、
本日から刻まれる艦の歴史によき伝統を築くよう希望する」(村川豊海上幕僚長)

「あさひ」は従来の護衛艦に比べて、対潜能力を強化していて、魚雷防御装置などに加えて今後、
潜望鏡の探知レーダーも装備される予定です。7日午後、「あさひ」は配備される佐世保に向け出港。
これから半年間、装備テストや乗組員の訓練を行い、実任務に就く予定です。

NBC長崎放送
https://www.nbc-nagasaki.co.jp/nbcnews/detail/603/
(ソースに動画あり)