米国のシンクタンク・カーネギー国際平和財団は、
2003年の報告書で、
NAFTA(北米貿易協定)はメキシコの製造業に
50万人の雇用増加を生み出したが、
逆に農業部門で150万人の雇用喪失をもたらし、
国全体として雇用の増加にも賃金の増加にも結びつかず、
多数の農民から土地を取り上げ、
森林破壊、自給作物の衰退と
輸出用商品作物への転換による化学物質汚染など、
環境破壊を助長したと結論した。

 メキシコでは、製造業の雇用は50万人増えているが、
その分の雇用は米国で失われている。
そして離農したメキシコ農民は結局、
200万人に上ったと推定される。
この中には流浪してアメリカに流入した者も多かったが、
国境を越えると『不法移民』のレッテルを貼られた。

http://www.ruralnet.or.jp/syutyo/2012/201202.htm


日本でもTPPで↑のようになる危険性が高い。
(NAFTAによりメキシコでもアメリカでもトータルでの雇用は減少)


参考:TPPを発効した場合、日本のGDP減少・雇用喪失することがアメリカ調査により判明
http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1453865639/