帯広畜大准教授 懲戒解雇処分
03月07日 20時25分
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180307/5838041.html

帯広畜産大学の50代の男性准教授が指導する立場を利用して、数年間にわたって、学生に威圧的な言動で精神的苦痛を与えたり、女子学生と不適切な関係を持ったりしたとして、7日付けで懲戒解雇処分になりました。
懲戒解雇処分を受けたのは、帯広畜産大学の50代の男性准教授です。
大学によりますと、この准教授は、指導する立場を利用して数年間にわたって自分の研究室に所属する学生6人に対して威圧的な言動や態度で精神的な苦痛を与え、別の研究室に移るまで追い込んだり、女子学生2人と不適切な関係を持ったりする悪質な行為を行ったということです。
大学が設置した通報窓口に相談があり、調査した結果、問題が明らかになったということで、調査に対して、准教授は、「指導方法が悪く、反省している」と話しているということです。
帯広畜産大学の井上昇理事は「被害を受けた学生をはじめ関係の皆様に心より深くお詫び申し上げます。今回の事態を重く受け止め、再発防止と信頼回復に努めていきたい」とコメントしています。