>>306
260年の最初の約100年間は、江戸の開設、大阪の陣、その後は京・大坂の時代。
江戸は人口の半分を占める武士が質素に暮らしていて、幕府の公共事業と、参勤交代
に伴う仕事、消費で、庶民は潤っていた。だから、職人とか火消しとか土木事業従業者、
遊興事業者、それから、幕府の御用商人。独立した大商人は少ない。経済、商業の中心
施設、業務は大坂に依存していた。武士にはそれは苦手だったのである。
天下の税金(米)はまず大坂に集められ、各藩の蔵屋敷に集積され・・・・。そういう財政だった。