段差で転倒 福山市賠償支払いへ

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20180312/4000000157.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

福山市の女性が自転車で走行中に段差に引っかかって転倒し、大けがをしたのは
市が危険を放置したためだとして賠償を求めていた裁判で、2審の広島高等裁判所が
市に賠償を命じた判決が確定し、市は今月中にも女性に190万円あまりを支払うことにしています。

6年前、福山市の当時76歳の女性が、JR福山駅南口の広場で自転車で走行中に
高さ2センチあまりの段差に引っかかって転倒し、右足を骨折するなどの大けがをしました。
女性は危険な段差を放置した福山市に責任があるとして1800万円あまりの
賠償を求める訴えを起こし、おととし、1審の広島地方裁判所福山支部は
市の責任を認めて340万円あまりの支払いを命じました。

その後、双方が控訴し、先月22日、2審の広島高等裁判所は女性の側にも過失があったなどとして
1審よりも賠償額を減らし、市に194万円の支払いを命じていました。

市は上告をせず、先週、判決が確定したということで、
今月中にも女性に賠償を支払うことにしています。

福山市都市整備課の芳原康滋課長は
「引き続き、安心安全なまちづくりに取り組んで参ります」
とコメントしています。

03/12 19:34