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○事務局(小池)
部会長、ちょっといいですか。

○澁川部会長
どうぞ。

○事務局(小池)
せっかくの御発言がございましたので、ちょっと私の方から説明させ
ていただきたいと思いますが、我々は、この計画をつくるに当たって漁業者協議会を開催
し、また、今竹内委員の方からもお話があったとおり、南部会においても、サメ並びにイ
ルカの食害防止について御発言があった。十分、それは私どもも承知しております。
ただ、一方で、サメ・イルカ対策というのは、例えば海底耕運とか有害生物駆除という
中でも、それを駆除することによって資源回復を図るという性格よりも、どちらかという
と、今御発言にあったとおり、操業のロスとか、操業上の支障を防止するという面が強い
のではないかというふうに思っておりまして、資源回復計画を作成するときに、どういう
ところに書こうかといろいろ苦心をして、今日、御説明したような形にしたわけでござい
ます。
また、計画に書く、書かないとは別に、サメ・イルカについては、御紹介いただいたと
おり、私どもの方で調査をさせていただいたり、また、この前、関係県でお集まりいただ
いたときに情報提供させていただいたりということで進めてまいっておりますので、この
計画をきちっとこれから、作成について御了承をいただいた上ですけれども、きちっと進
めていく上で、この課題につきましても、資源回復計画に密接な関連がある事項であると
いう認識のもとで、着実な計画の推進について、関係県とも協力しながら進めていきたい
と思っております。

○竹内委員
ありがとうございました。
イルカを1匹やっつけたからというのではなくて、漁獲努力量の削減措置をきちんとし
て、例えば小さいものをとらないとか、いろいろなことをやることの方が、確かに、資源
を増やすことは事実と認めます。
だけれども、イルカというのは、漁業がなくなったら魚がいたってしようがないわけで
すから、その辺のところは、ぜひよろしくお願いしますということを申し上げて、私はこ
れで終わりにしたいと思います。
どうもありがとうございました。

○澁川部会長
どうも済みません。何か早く、事務局から意見がないという感じがあった
ものですから、私がやや先行しましたけれども、事務局から明快な意見が出ましたから、
その方向で扱わせていただきます。
さて、ここに至るまでの間、千葉県さんの御対応がいろいろございましたね。というこ
とで、外記さん、ぜひ何か一言。