>>110
>平成17 年3月の第8回日本海・九州西広域漁業調整委員会
>の九州西部会で、佐賀県の宮崎委員の質問に対して、長谷室長は「学術研究の捕獲だとか
>駆除というものは、全くあり得ないということではない」ということで、当然、資源調査
>を踏まえての形になるけれども、国の方で特別許可を出すという仕組みもあるんだという
>発言をしておられます。それについては、県の水産課から水産庁の捕鯨班の方に申し出る
>ように、言った方がいいよという助言をしておられる。


2005.03.16 日本海・九州西広域漁業調整委員会第8回九州西部会議
http://www.jfa.maff.go.jp/j/suisin/s_kouiki/nihonkai/pdf/k_08.pdf

○宮ア孝俊(佐賀玄海漁業協同組合・会長)
その他の部でございますけれども、これは水産庁の方にも知っていただきたいというようなことで、私も御報告を兼ねて発言したいと思うわけでございます。
と申しますのは、私は佐賀県の宮崎と申しますけれども、長崎県から福岡県、非常にイルカがふえて、ここ3、4年、2月から3月、早いときは1月ぐらいから漁もできないというようなことで、
私たちの目的は資源をふやしていこうというのが目的でございますけれども、非常に漁業者には困った問題だというようなことで、私はそういうような声を聞きましてから、
11日の日ですか、わざわざ海の方に行きまして、見に行ったわけでございますけれども、1000頭以上の群が幾つでもあるわけですね。
そのようなことで、福岡県の小呂から長崎県の壱岐、それから五島方面にかけて私たち佐賀県の海全域に、量的にはなかなかわからないわけですけれども、
非常に広い範囲にイルカが存在しているというようなことで、ここ3年ばかり全然漁ができないというようなことで、本当に漁民の敵でございます。
そういうことで、水産庁の方もここらあたりをどうにかよい知恵があれば考えていただきたいということをお願いしたいと、そのように思うわけでございます。
これは無論私たち漁民の声でございまして、私たち、以前、昭和30年ごろは食糧としてどんどんとっていたわけですけれども、
それから先、イルカ保護ということで、イルカはとってはならないというようなことで、漁業者もイルカをとれば違反だというような考え方でひとつもとっていない。
管理していく管理型というようなことで計画されているわけですけれども、イルカの食べる量というのは、あれだけのイルカだったら相当なものだろうと私は思うわけですね。
そこらあたりは水産庁の方も一応考えていただいて、これから先の対応をお願いしたいということでございます。
以上です。