平昌五輪カーリング女子の銅メダルで注目が集まるカーリング。

 競技環境が乏しい千葉県内にも、実はカーリングの協会があり、選手たちは千葉市内のスケートリンクで技術を磨いている。
協会には体験希望の問い合わせが殺到するなど、「カーリング熱」が高まっている。

 県カーリング協会によると、五輪開幕後の1週間で、50件以上の問い合わせがあった。
「千葉でできるの?」「子供に習わせたい」といった内容だ。協会副会長の秦野道生さん(37)は
「これほど殺到するのは初めて。五輪効果がものすごい」と頬を緩める。

 千葉市美浜区のスケート場「アクアリンクちば」で月1回開いている体験会は、定員を4人増やして16人にしたにもかかわらず、
数日で6月の回まで埋まったという。希望しても参加できない人も多く、広報の竹渕将人さん(37)は「せっかく興味を持ってもらったのに、
断らざるを得なくて……」と残念がる。

 県内のスケート場は、アクアリンクちばと、冬季のみ営業する姉崎スケート場(市原市)の2か所。
カーリング施設は一つもないが、協会には約30人が加盟する。その半数が国内大会に参加できる日本カーリング協会の登録選手だ。
女子チームや、日本代表として世界大会への出場経験がある男子シニアチームもあるという。

 拠点のアクアリンクちばでは、三つのコートを手作りすることから練習が始まる。
四つの同心円からなる的「ハウス」は、コンパスで幅約1センチの溝を掘って作り、中心にコーンを立てて目印にする。
氷上には霧状の水をまき、細かな氷の粒ができれば完成だ。

ブラシやストーンなどの道具は公式用を使う。県内が拠点のチーム「氷猿」の選手らは「自分たちもいつか五輪でメダルを」と練習に励む。

 練習は月1回、土曜日の午前7時15分からの1時間半のみ。
協会役員も含め、多くの選手は仕事と両立させ、会場の貸し切りも難しいといった制約もあるためだ。
今後、会員数が増えれば練習規模の拡大も検討するという。

 秦野さんは「高齢者も車いすの方も、体力に関係なく一緒に楽しめるスポーツ。絶好の機会なので、普及を進めて仲間を増やしていきたい」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/sports/winter/20180311-OYT1T50031.html

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